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活動報告

「自分の気持ちをわかってもらえてうれしい」〜三入東小学校さん「心の参観日」より〜

広島市立三入東小学校様にお招きいただき「心の参観日」で

4年生の児童のみなさん、保護者の方にお話をさせていただきました。

 

 

テーマは「あたたかい聴き方を体験しよう」です。

話をした人が

「自分の話を聴いてもらった、わかってもらった」と

安心できる聴き方の基本や、

友達が困っていた時、友達の気持ちをどういうふうに聴くかを学びました。

 

 

 

 

 

 

いろいろな演習を体験しましたが

そのなかの一つをご紹介します。

 

 

ある場面を設定してのお話です。

 

クラスでドッジボールをすることに決まった後、

友達(Aさん)がまわりの友達(Bさん、Cさん)にこんなふうに言いました。

 

Aさん「ドッジボールいやだなあ。」

それを聞いたBさん、Cさんはそれぞれ次のように言いました。

Bさん「じゃあ、他のことをして遊んだら?」

Cさん「そうかー。いやなんじゃね。」

 

こちらを子どもさん達が2人組でロールプレイをし、

AさんはBさん、Cさんのように言われるとどんな気持ちになるかを考えました。

 

演習後、子どもさんから以下のような感想を発表してくれました。

 

Bさんのように言われると→突き放された気持ち。人ごとにされた感じ。悲しい。

 

Cさんように言われると→自分のいやな気持ちをわかってくれた。

わかってくれてうれしかった。

 

やはり、自分の気持ちをそのまま受け止めてもらうと

話した人は「自分の気持ちをわかってもらえた」と安心します☺️

 

ただ、Bさんのように

目の前の友達が「いやだなあ」と言って困っていると

どうしたらその嫌な気持ちがなくなるか教えてあげたくなります。

でも、すぐにアドバイスをすると、

子どもさんたちが感じたように、わかってもらえない寂しさも感じてしまいます。

 

ですので

困っている友達に対しては

すぐにアドバイスをするよりも

まずはいったんうけとめること。

方法としては相手の言葉をくりかえしてみることが大切だねと

みんなで確認しました。

 

 

さて、参観日の児童のみなさんの様子で、素敵なところはたくさんありました✨

わたしが「では隣の人と2人組になってください」とお願いすると、

すぐに姿勢を変えて2人組の人同士で体を向き合わしてくれました。

「では前を向いてください」についても同様です。

てきぱきと気持ち良く、動いてくれました。

とても素敵でした✨

 

わたしや担任の先生の話を聴く姿勢も素晴らしく

わたしは「みんながこちらを見て頷きながらきいてくれるので、

とても安心して話せるよ。ありがとう。」と授業中に何度かお伝えしました。

 

そしてみなさんとても元気で、私の方もたくさんの元気をいただきました。

 

授業が終わると数人のお子さん達が黒板のところに来て、

わたしが貼った掲示物を素早くはがしてくれました。

素敵でした✨

 

先生方が、お子さん達の学ぶ姿勢や優しい心を育んでいらっしゃるのだろうな、と

当日の子どもさんの様子から感じました☺️

 

また、保護者の方々には、

友達どうしの会話のロールプレイも体験していただきました。

お帰りの途中で、「楽しかった」とも言っていただき、

とてもうれしく思いました。

 

三入東小学校の先生方には事前の打ち合わせから、

いろいろと思いを交換しながら、準備を進めさせていただきました。

当日も、実演のご協力、お子さん達のサポートなどたくさん助けていただきました。

校長先生にも授業を見守っていただいたり、

子どもさんたちへのお声掛けもたくさんしていただきました。

三入東小学校の先生方には、とても感謝しています🍀

 

そして三入東小学校の4年生のみなさん☺️

今回、みなさんが体験したことが、

自分の生活に生かされること、

これからも元気で学校生活を送れることを心から祈っています🍀

 

みなさん、ありがとうございました☺️

 

 

そのほかの活動はこちらをご覧ください。

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