お知らせ
- 活動報告
広島皆実高等学校様・衛生看護学科の3年生さんへの講義に向けて
広島県立広島皆実高等学校さんで特別非常勤講師として勤務をすることになりました。
衛生看護学科の3年生さんに、
看護臨地実習で生かせるコミュニケーションについて、講義をいたします。
1回限りの講義ではないので、回数を重ねるなかで、
どんなふうに学習が進んでいくかとても楽しみです
看護師を目指す生徒さんへの講義は、
いつかやってみたい、と思っていたことでした。
夢、と言っても言い過ぎではないくらいです
私は、看護学生の時、病院実習中に患者さんとの
コミュニケーションに悩むことが多くありました。
図書室で“答え”を探す中で、
カール・ロジャース著の“受容”についての文献に出会い、
相手を変えようとするのではなく、
ありのままを理解する考えを知りました。
はっとした瞬間でした。
そこから自分の方向性が決まり、
患者さんの思いを理解する努力をしていきました。
もちろんすぐにはできませんでしたが、
方向性を見出せたことは
自分自身の気持ちの安定にもつながっていきました。
患者さんとの関係もあたたかくなってきたように感じました。
相手との関わりにおける “受容”について知ったこと、今の活動の原点に近い体験です。
今、看護師を目指している生徒さんが、
相手との関わり、コミュニケーションについて
何らかの知識を得ることで、自分自身が楽になり、
本当に相手のことを大切にした支援ができること。
私はそのお手伝いをしたいと思っています
さて、真夏の暑い日、皆実高校さんに打ち合わせに行きました。
講義のイメージもふくらみ、
講義で生徒さんのどんなお役に立てれるか、
そのいろいろな可能性にワクワクもしました
これから大切に準備をしていきます