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活動報告

筒瀬小学校さんの先生方へ「カウンセリングマインドを生かした対応」について講義をさせていただきました。

 

広島市立筒瀬小学校さんに

「人権教育研修」の講師をご依頼いただき、

先生方にお話をいたしました。

 

 

テーマは、

「カウンセリングマインドを生かした対応について」です。

授業中や休憩時間など、ほんの短時間のやりとりにもいかせる

受容と共感を軸にした子どもへの関わりについてです。

 

今回は子どもの気持ちの聴き方について、演習などを通して学びました。

子ども役、教師役のロールプレイで

子どもの話を教師がどう聴くのか?についての演習では

積極的に参加していただきました。

グループでのデイスカッションも活発で、

笑いもありながら楽しく熱心に取り組んでくださいました。

 

事例検討では

子どもが授業中に発表の順番を守れず

教師に叱られ大きな声を出す、という場面を考えました。

 

教師の選択としては

・順番を守るよう、子どもを指導する。

・感情が高ぶっている子どもの気持ちを聴く。

どちらも必要ななか、どちらから行うことが、

学習や関係性にとって効果的なのか?

 

一つの考え方として

まずは、子どもの気持ちを聴くことで、

子ども、そして教師も気持ちが落ち着き、

学習に集中できることを共有しました。

 

わたしは、スクールカウンセラーとして学校で活動するなか、

子どもさんへの対応は指導面、心理面のサポートなど

様々なアプローチが必要だと感じています。

 

「カウンセリングマインド」は

心理面でしんどいときだけではなく、

指導の場面、そして普段の何気ない関わりに生かせます。

 

これからも学校で子どもさんに熱心に向き合っておられる先生方に

カウンセリングマインドを気軽に生かせる

コツや具体的な方法を届けていきたいと思います。

 

 

さて、筒瀬小学校さんは自然豊かで、気持ちのよい環境にあります。

木がふんだんに使ってある校舎で、気持ちが和みます☺️

ご参加の先生方、この度はありがとうございました☺️