お知らせ
- 活動報告
小学校での授業。イライラの対処法を学びました。
スクールカウンセラーとして勤務している小学校で、
高学年の子どもさんに授業をいたしました。
担任の先生と一緒に行うチームティーチングです。
テーマは、
心が苦しいとき、特にイライラした時の対処法です。
イライラしてしまうのは、誰にでもおこることで、
それは自然な気持ちであること。
イライラするのがいけないことではなく、
その気持ちを心にためておくことは、しんどくなってしまうこと。
ではどんな対処ができるか?
自分の心が落ち着く方法をみんなで考えました。
わたしからもいくつか紹介。
その一つとして
リラックスできる呼吸法として
腹式呼吸をみんなで一緒にしました。
腹式呼吸をゆっくり行うと、副交感神経が優位になりますので、リラックス効果があります。
ただ、意識しすぎると力も入りなかなか難しい場合があります。
今回は
おなか全体を風船に例えて、ふくらんだり、しぼんだりするイメージを持ちながらみんなでゆっくりと呼吸を行いました。
一生懸命、やることはさけて、ゆったりゆったり。
鼻から吸って〜
口からゆっくり静かに吐いて〜
何回かすることで、子どもさん達もだんだん慣れてきたようでした。
子どもさんたちと、心のことを考えること。
授業という場で学び合うこと。
とても大切な時間です。
また、授業前に担任の先生との打ち合わせで、いろんな考えを出し合うことも、思いが広がってわくわくもしました。
さて。
わたしもゆっくりとお腹を使って深呼吸。
今、体と心が硬くなっているな。
深呼吸したらいいよね。
でも深呼吸よりも次の用事…!
そんなこともしばしばですが、ゆるめることを優先したほうがいいこともあります。
静かにゆっくりと、
吸って吐く腹式呼吸。
あらためて、大事にやっていこう、と感じました。