講演・研修
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様々な人間関係で活用できる傾聴の方法を、講義と演習から学びます。
大切にしているのは「希望と再現性」です。
希望:傾聴の効果を知ることで、自分が聴くことができた時の“うれしい未来”を描けます。
再現性:方法を具体的に学べ、演習で体験もできますので、実践がしやすいです。
講演内容の例
- 講義:傾聴の方法とポイント、傾聴の効果、事例検討など
- 演習:ロールプレイ、相手の話を聴く体験、グループデイスカッションなど
※オンラインでの講義も行っています
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親向け
子どもの気持ちを共感的に聴く方法を学び、あたたかい親子関係や子どもの自立を促すことを目指します。
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教師向け
生徒・保護者の話を正確に理解する聴き方を学び、生徒・保護者との信頼関係の構築や学習の質を高めることを目指します。
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子育て支援者向け
保護者の気持ちに寄り添う聴き方を学び、安心して子育てができることや、支援者がやりがいを感じながら活動できることを目指します。
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看護・介護者向け
患者・介護を受ける人の気持ちに寄り添う聴き方を学び、心の通い合う優しい看護・介護を行うことを目指します。
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小中高生向け
小中高生が友達の話の聴き方を学び、あたたかい人間関係作り、情緒の安定、コミュニケーション能力の向上を目指します。
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職員研修
仕事で活用できる聴き方を学び、よりよいコミュニケーションによる人間関係の構築や仕事のパフォーマンスの向上を目指します。
親向け
子どもの年齢に関わらず、子育ての悩みを抱えている親は少なくありません。親の孤立化など社会的な背景もあり、子育てのストレスのよる問題も深刻化しています。親が傾聴力を身につけることは、子育ての様々な問題の予防、解決につながり、親の精神的な負担の軽減にもつながります。
代表・大下幸恵の3人の子育ての経験も生かしながら、子育てに悩む方々をサポートさせていただきます。
親が傾聴力を身につけると?
親
- 子どもの気持ちを理解できる
- 子どもが悩んでいるとき、支えることができる
- 子どもが感情的になっても、落ち着いて対応できるようになる
- 子育ての不安やストレスが減り、自信が生まれる(虐待予防)
- あたたかい親子関係を作ることができる
子ども
- 悩んでいたりマイナスの感情をもっているとき、親に聴いてもらうことで気持ちが落ち着く
- 親に大切にされていると思え、情緒の安定や自己肯定感育まれる
- 親に信頼と安心感を持つ
- 悩みに対して子ども自身で解決策を考えることができる(自立を促す)
- コミュニケーション能力が高まる
講演実績
ご依頼者とテーマ(敬称略)
乳幼児の親向け
- 大塚公民館 乳幼児家庭教育学級「子どもの泣く、怒る、しょんぼりにどうかかわる?」
- 東広島 妙徳保育園 保護者講演会「聴いてみよう、子どもの気持ち」など
思春期の親向け
- 広島県立豊平小学校・中学校「親も子も幸せになるコミュニケーションの工夫」
- 福田公民館 思春期家庭教育講演会「子どもとこころがつながる聴き方の工夫」など
働く親向け
- 広島県わーくわくママサポートコーナー 就職準備セミナー 「育児・仕事を楽しむコツ〜忙しいママと子どものコミュニケーション〜」など2012年より9年間継続(全17回)
- 呉市人権センター・くれ男女共同参画セミナー「働くママの聴き方講座〜子どもとこころがつながる関わりを学ぶ〜」など
受講者のご感想
- 日々の育児の中で起こる様々な場面を例に、とても具体的にお話されていたので、分かりやすく大変参考になりました。子どもへの言葉がけ等、意識して取り入れられたらと思います。(乳幼児の親向けの講演より)
- 以前、先生のセミナーを受けて中学3年生(男子)との関わりが良くなった。(中略)今は楽しそうに、勉強、友達のことなど話してくれるように!!(思春期の子どもの親向けの講演より)
- 子どもの話をまず聴いてみる。そのままを分かろうとする。目先の仕事に追われて、せかせかしていたけれど、子どもの思いに寄り添える親になりたいと思いました。(働く親向けの講演より)
教師向け
教師が生徒・保護者との関わりがうまくいかない時、教育活動の妨げや心身の疲労につながる場合があります。教師が傾聴力を身につけると、生徒・保護者と信頼関係を構築でき、それは相手だけではなく教師自身を支えます。
代表・大下幸恵はスクールカウンセラーとして活動中です。(広島市立小中学校3校担当)日頃の経験を活かし、先生方のサポートをさせていただきます。
教師が傾聴力を身につけると?
教師
- 生徒・保護者の考えや気持ちを正確に理解できる
- 生徒・保護者の悩みに寄り添うことができる
- 生徒・保護者との信頼関係の構築により、教師の言葉が届きやすくなる
- 問題の予防・解決により、学習に費やす時間が確保できる
- 教師のストレスが減り、メンタル不調、離職防止につながる
- 職員同士で話を聴けるようになり、職場でのサポートも期待できる
生徒・保護者
- 教師に思いを聴いてもらうことで心が落ち着く、スッキリする、意欲がわくなど肯定的な気持ちが生まれる
- 悩みに対して自分自身で解決策を見つけることができる
- 自分を理解してくれる先生がいると思えることで、安心して学校生活を送れる
- 生徒の情緒の安定は学習への集中につながる
- 保護者との信頼関係は、生徒の支援をスムーズにする
受講対象者
教師、教師を目指す大学生、児童館職員、児童デイサービス職員、塾講師、幼稚園教諭、保育士など
講演実績
ご依頼者とテーマ(敬称略)
- 広島県教育委員会 初任者研修「子どもと保護者の心理的ケア」
同 教師養成塾「児童の発達段階に応じた対応」
同 育児休業から安心して復帰するための研修「復帰後の子どもの心理的ケア」
*広島県教育委員会様には2013年より毎年研修講師としてご依頼をいただいています。 - 広島県立安芸南高等学校「学びの変革」教職員研修「生徒の自立を促すための関係づくり」
- 菊池道場 広島支部勉強会「しなやかに逞しく〜保護者との関係を築くために必要なこと〜」
- 西川塾 講師研修「生徒の気になる行動への対応」など
受講者のご感想
- まさに実践できる内容だった。具体的な方法を学ぶことで、気持ちが楽になった。(教職員研修より)
- 保護者は年上なので、上手なアドバイスは難しいと思っていたが、聴くことが相手の力になるので、活用していきたい。(教職員研修より)
- 教師としてすぐに指導しがちになるが、まずは相手の思いを聴くことが大切だということを改めて実感した。(教職員研修より)
- 児童役と学生役のロールプレイで、学生の言葉がけの良くない例を、児童役になって聞いた時、すごく嫌な気持ちになった。普段、子どもと接している時に自分が時々していると感じたので、これからはしっかりと児童の気持ちに共感したい。(大学生向け・小学校の実地研修前の講義より)
子育て支援者向け
子育て支援者が、保護者と信頼関係を作りながら、あたたかな支援をするためには、支援者が傾聴力を身につけることが大切です。それは保護者だけではなく支援者自身を支え、活動のやりがいにもつながります。
代表・大下幸恵も子育て支援者として活動中です。これまでの経験を生かしながら、支援者の方々をサポートさせていただきます。
子育て支援者が傾聴力を身につけると?
支援者
- 保護者の気持ちを理解できる
- 保護者が悩んだり、感情的になっても、落ち着いて対応できるようになる
- 保護者との信頼関係ができ、情報や助言を届けやすくなる
- 保護者を支えている手応えが生まれ、活動に自信ややりがいを感じることができる
- 支援者のストレスが減り、活動休止、離職防止につながる
保護者
- 支援者に話を聴いてもらうことで心が落ち着く、スッキリするなど、肯定的な気持ちが生まれたり、悩みに対して解決策を見つけることができる
- 「自分のことをわかってくれる人がいる」と思えることが情緒の安定や子育ての意欲につながる。
- 子育ての不安、イライラが減る(虐待予防)
受講対象者
子育て支援センター職員、子育てボランティア、母子保健推進員、保健師、保育士など
講演実績
ご依頼者とテーマ(敬称略)
- 坂町役場 母子保健推進員向け研修会「親の心に寄り添う支援について〜聴き方の基礎講座〜」
- ひろしまNPOセンター ホームビジター養成講座「傾聴の意義と方法」「問題や悩みのある家庭への理解」
- 「家庭とは何か」「子どもの理解」(2018年の立ち上げ当初より継続。2021年3月まで7回行う)
- 広島わーくわくママサポートコーナー 子育て支援者研修「母親の心に寄り添う支援について」
- ひろしまNPOセンター 「NPO」×「子育て支援」自分らしくお仕事セミナー「対人力と傾聴」など
受講者のご感想
- 託児者としての心構えを、いま一度考える機会になりました。預かる子どもたちのことばかり考えていて、預ける母親の気持ちまで落ち着いて聴けていませんでした。次回はぜひ、落ち着いて話を聴いてみようと思います。(託児スタッフ研修より)
- 今まで「相談をされたら解決してあげないと!」という思いが強かったのですが、まずは話を聴いて保護者が安心することが大切だということがわかりました。(子育てボランテイア研修より)
- 世代の違いから、若いお母さんの気持ちが分かりにくいこともありますが、聴くことで相手を理解できたり、誤解も防げると感じました。まずは家族に聴くことを試してみたいと思いました。(母子保健推進員研修より)
看護・介護者向け
看護・介護を行うことは、心身ともにたくさんのエネルギーが必要です。看護・介護者が傾聴力を身につけると、心の通い合う人間関係を構築でき、それは患者・介護を受ける人だけではなく、看護・介護者自身も支えていきます。
代表・大下幸恵の看護師と保健師の経験も生かしながら、看護・介護者の方々のサポートをさせていただきます。
看護・介護者が傾聴力を身につけると?
看護・介護者
- 患者・介護を受ける人のニードを正確に理解できる
- 患者・介護を受ける人の心理支援ができる
- 患者・介護を受ける人を支えている手応えが生まれ、自信ややりがいを感じることができる
- 看護・介護者のストレスが減り、メンタル不調、離職防止につながる
- 職員同士で話を聴けるようになり、職場でのサポートが期待できる
患者・介護を受ける人
- 思いを聴いてもらうことで心が落ち着く、スッキリする、元気が出るなど、肯定的な気持ちが生まれる
- 看護者・介護者とのあたたかな心のふれあいが闘病意欲、生活意欲につながる
- 思いを聴いてもらうことで、自分の悩みに対して解決策を見つけることができる
受講対象者
看護師、介護士、医師、保健師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、ケアマネージャー、事務職などの施設職員、家族の介護を行っている方、将来に備えて学びたい方など
講演実績
ご依頼者とテーマ(敬称略)
- メリィホスピタル・プリセプター・アソシエイト研修会「先輩看護師のための聴き方講座〜自分も新人看護師も支える聴き方の工夫〜」
- 親の介護を考える会「聴いてみよう、親の気持ち」など
受講者のご感想
- 事例を交えてとても分かりやすい講義で、時間があっという間に過ぎました。日常では傾聴を努めているつもりでしたが、まだまだ足りないと実感しました。忙しい中しっかり聴けなくても「そうか」の一言が入るだけでも少し力が抜けますね。すぐ活用します。(病院主催の看護者向けの研修より)
- 親が薬を飲みたくない、と言うと「病気が治らないよ」ときつい言葉で無理矢理飲ませていました。ロールプレイをして自分が「病気が治らないよ」と言われた時、傷つくこと、薬を飲む気にもならないことを実感しました。よかれと思って言う言葉が、実は親を助けるどころか、反対の意味になっていたとは驚きでした。(親の介護を考える会より)
小中高生向け
子どもたちは、友達、家族、勉強、進路、部活など様々な悩みをもつことがあります。コミュニケーションの苦手さから、問題の解決が難しくなっている場合もあります。子ども同士でお互いの気持ちを共感的に聴きあえることは、自分たちを助けていく力となります。そして自分のことをわかってくれる友達が学校にいる、という安心感は学校生活の大きな支えとなります。
代表・大下幸恵はスクールカウンセラーとして活動中です。(広島市立小中学校3校担当)小中高生対応の経験を生かし、主体的に参加できる授業をお届けします。
授業内容の一例演習
演習
- ロールプレイ(友達同士の会話)
友達関係で悩む相手に対して、自分ならどんな言葉をかける? - 相手の話を聴く人と聴かない人の会話を見て、適切な聴き方を学ぶ
- ペアで相手の話を聴く体験
講義
- 聴き方の具体的な方法や効果
グループでの話し合いを随時行い、気づきを共有します。
聴き方の授業を行うメリット
- 友達の話を聴く演習で相手の思いを想像したり、言葉のもつ意味を理解しながら友達との関わりを学べる
- 聴き方の授業をきっかけに、教師がふだんの関わりのなかでコミュニケーションについての話がしやすくなる
- 演習を通して、人との関わりについての様々な価値観を共有できる
小中高生が聴く力を身につけると
- 心がつながりあえる友達関係を築くことができる
- 共感的な聴き方による安心感は不登校、いじめ防止に役立つ
- 情緒的な問題の予防、解決につながり、学習に集中できる環境を作れる
- 班での話し合いがスムーズになり、学習効果が高まる
- コミュニケーション能力が高まることで、自己実現を促す
受講対象者
小学生、中学生、高校生
※「心の参観日」や道徳の授業でお話しします
講演実績
ご依頼者とテーマ(敬称略)
- 広島市立山田小学校 心の参観日
3・4年生「あたたかい聴き方を体験しよう」
5・6年生「友達が困っていたらどうする?」 - 広島市⽴古⽥台⼩学校 ⼼の参観⽇
6年⽣「あたたかい聴き⽅を体験しよう」 - 広島市立筒瀬小学校 心の参観日
1〜6年生「あたたかい聴き方を体験しよう」 - 広島市⽴⼰斐東⼩学校 ⼼の参観⽇
5・6年⽣「あたたかい聴き⽅を体験しよう」 - 広島県立庄原格致高等学校 医療コース特別講義
1・2年生「心に寄り添う聴き方について」など
授業の感想
- 相手の目を見てうなずきながら聴くことで、相手が気持ちよく話せることがわかりました。(小学4年生)
- 相手の話を聴くと、相手のことをよく知ることができ、相手と仲良くなれるから、聴くことは大切なんだなと思いました。(小学5年生)
- となりの人と実際に「話す人」「聴く人」にわかれて演習をした時は楽しかったし、具体的なイメージをもてたので分かりやすかったです。(小学6年生)
- 相談されたことがあって、その時どういう対応をしたらいいんだろう?と思っていたけど、あいづちをうつなどたくさんのことを教えてもらえたので、今度相談されたときに生かしていきたいと思います。(小学6年生)
- 相手が悩んでいる時、励ますよりも気持ちに寄り添うことが大切だということがわかった。(高校生)
- 傾聴する時は沈黙を効果的に使いたい。(高校生)
職員研修
職員の方々が傾聴力を身につけ、心のつながるコミュニケーションを行うことは、仕事の質や職場のメンタルヘルスにとって重要な意味をもちます。
代表・大下幸恵の産業保健の経験(保健師として個人面談やストレスケアの講義)も生かしながら、職員の方々がいきいきと働けることをサポートいたします。
職員の方が傾聴力を身につけると?
- お客様のニーズを理解でき、お客様の信頼度・満足度が上がる
- お客様からのクレームに対応しやすくなる
- 職員の方同士がお互いに話を聴けるようになり、職場内でのサポートも期待できる
- 人間関係のストレスが減り、メンタル不調、離職防止につながる
- コミュニケーション能力アップにより、仕事のパフォーマンスが向上する
- 部下からの相談に対応しやすくなる
受講対象者
新入職員、中堅職など全職員の方対象
講演実績
ご依頼者とテーマ(敬称略)
- 広島県公立高学校事務職員協会
広島支部実務研修会 「コミュニケーション力 up!〜より良い信頼関係を築くために〜」 - メリィホスピタル プリセプター・アソシエイト研修会「先輩看護師のための聴き方講座〜自分も新人看護師も支える聴き方の工夫〜」
- 西川塾 講師研修「生徒の気になる行動への対応」など
- その他:保健師として健康産業、運送会社、病院、警備会社などでメンタルヘルスや生活習慣予防の研修を行う
受講者のご感想
- 1時間があっという間に感じる程、興味深く楽しい、心が軽くなる時間でした。
管理者の立場で指示する(依頼する)ことが多く、相手の話を聴くことを忘れていたように感じました。今日学んだことを、スタッフから相談を受けたときにチャンスと思って、挑戦を繰り返していきたいです。(企業研修 管理者向けの研修より)