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活動報告

自分の心を整えて行う傾聴〜広島県立皆実高等学校さんでの授業〜

広島県立皆実高等学校 衛生看護学科 3年生さんに、

非常勤講師として授業をさせていただきました。

今年で4年目の活動です。

 

テーマは「看護臨地実習に求められるコミュニケーションの技術について」です。

患者さんや周りの人の話を傾聴する方法について、演習を交えて学びました。

傾聴について意見交換をした時、

生徒さんから、自分の気持ちが落ち着かない時や、

緊張している時は、聴くことが難しいという言葉が数人の方から出ました。

 

傾聴のスキルを知っていても、

自分の心が整っていない時は、おだやかに聴くことは難しいです。

わたしは自分のカウンセリングの体験もお話しながら

緊張することは自然な気持ちだということをお伝えし、

緊張に気づいたら、心を緩めることを意識すること、

そのための弛緩法を一緒に実践しました。

 

 

形式的ではなく、ほんものの傾聴をする上で、聴き手の心が緩んでいることは

とても必要なことだと感じています。

生徒さんたちは、今後受け持ち患者さんをもたれる臨地実習に行かれます。

その時、自分自身の心もおだやかに患者さんに関わることができるよう、

残りの授業でも大切にお伝えしていきたいと思います。

私自身の看護学生時代の緊張感も、少し思い出しながら

みなさんと深めていきたいと思います☺️