お知らせ
- 活動報告
困っている友達には提案よりも聴くことが大切〜大林小学校5、6年生さんと学んだ「心の参観日」より〜
広島市立大林小学校様にご依頼いただき「心の参観日」で
5、6年生の児童のみなさん、保護者様、地域の方に
お話をさせていただきました。
テーマは「あたたかい聴き方を体験しよう」です。
今回は、友達が困っていた時、
友達の気持ちをどういうふうに聴くかを学びました。
例えば
「〜がいやだなあ。」と言っている友達Aさんに対して
会話①は「じゃあ、〜したら?」と提案する。
会話②は友達Aさんの思いを「そうか。いやなんだね。」と受け止める。
児童の皆さんにはこの二つの会話をロールプレイしてもらい、
自分がAさんだったら、どんな気持ちになるかを感じてもらいました。
こちらは担任の先生方にロールプレイの実演をしていただいた場面です。
臨場感たっぷりに実演してくださいました。
ロールプレイの後、
グループでの話し合いではたくさんの意見がでていましたが、
以下のように発表がありました。
会話①では、いやな気持ち、傷ついた、仲間はずれにされた気持ちなど
会話②では、わかってもらえた、安心する、うれしい、など
ロールプレイを通して
困っている友達には、「〜したら?」と提案するよりも、
「〜という気持ちなんだね」と思いをそのまま受け止めることが
友達を支えることを学びました。
高学年になると、友達の相談にのることも増えてくるかと思います。
今回学んだことが、友達との関わりに生かせてもらえたらと思います🍀
さて、参観日の児童のみなさんの様子で、
素敵なところはたくさんありました✨
なかでも、友達の発表を聴く姿勢がとても素敵でした。
わたしからは
「みんなは友達が発表しているとき、
友達の方を見て、うなずいたりしながら一生懸命聴いているね。
聴くことの基本的な姿勢ができているんだなあ、と思って素敵だなあと思うよ。」と
お伝えしました。
今回は地域の方もご参観くださり、
あたたかく見守ってくださったことも、とてもうれしく思いました。
また保護者の方には、
お子さんが熱心にロールプレイや話し合いを行う様子を見ていただき、
お子さんのがんばりを喜んでいただけたのではないかと思います🍀
大林小学校の先生方には事前の打ち合わせから、
いろいろと思いを交換しながら、当日もたくさん助けていただきました。
お二人の担任の先生が、すてきなクラスを作っておられることも、
当日の子どもさんの様子から感じました☺️
さて、大林小学校は安佐北区にあり、
山や田んぼや川など自然豊かな風景に心が和みます。
もう稲刈りも終わっているところも多く、
きれいなコスモスが咲いているのを見つけました。
秋はもうすぐなんだなあ、と嬉しくなりました☺️